先日 

 オランダのコーチから

「彼の平泳ぎはすばらしい。

いったいどこで習ったんだ」

という評価をいただいた。



お仕事で、オランダに渉った

ご父兄の方から

メールがありました。


@世界中のどこででも通用する水泳 クリック

A基本に忠実な「美しい」水泳  クリック  

(もっと知りたい場合はここをクリック)  

  B多様化する水泳指導への希望→その希望を  

叶えられる様に指導するとは? クリック





スイミングクラブには、

4つの使命(社会的責任)

があると思います。

命を奪う水難に対するため

健康のため。

など、いろいな見方ができますが

大切なのは、

人は本来的には水が大好きなのだとの観点から、指導することです

後ほど詳しく4つの使命の説明をしますが

4つの使命を果たすためには

指導する側が

 大前提

を把握していなければなりません。

それは


 
水中での運動

(近代4種目を含む)への

興味を失わないように

出来れば

一生続けられるように

参加者のモチベーションを

保つ(維持してもらう)

努力をする事。

です。





モチベーションの維持には

基本的スタンスがあります。

それは

 
スポーツ音痴と言われる人々にも

障害を持つ人々にも

どの様な子供にも、

どの様な大人にも
・中高年にも

 生まれながらの素質に左右されないで


 肉体的ハンディに左右されないで


努力さえ続ければ

達成出来る目標




与えてあげる事です。






4つの使命(社会的責任)を以下に述べます

@
1つは                

水中で安全を確保する事を含めて

呼吸確保を さらには水の中を進む方法を、

水難から身を守るために

指導する事です。

ーー☆☆☆☆☆ーー

A2つ目は              

その人が持っている最高のパフォーマンスを

常に発揮して貰えるように指導し、

水の中で動き回る喜びを享受して

いただくことです。

水中で楽しさを感じる事は

かけがえのないものなのですが、

様々な障害に直面して

(恐怖心や、他の人に比べ運動力が落ちるなどの理由)

それを手に入れる事(水泳練習)を

放棄する場合があります。

そうならないために、

クラブもコーチも本人も保護者の方も

努力する必要があります

ーー☆☆☆☆☆ーー


Bつ目は             

モチベーションを維持する事(以下の1.2)

継続は力なりと言いますが、

冒頭で説明したように

これが最も大切です。


 モチベーションづくりのその1
 
ここが冒頭の

モチベーションに関わる部分です。

最も重要です。


基本に忠実な世界中で通用する

美しい
泳ぎを

目標にすることです。

(タイムを競う競泳は、その人が持つ素質が

結果に繋がります。

努力による結果が表れにくいのです)

参加者が、

自分も満足し、

人からも素晴らしいと言われる

水泳をマスターする。

その努力の過程にタイムの向上もある。

ここをクリック


それには先ず

基本に忠実な泳ぎを

マスターしてもらう事が肝要です。


 モチベーションづくりのその2

水泳は

全身をくまなく使う運動です。

骨格は変える事が出来ませんが、

筋肉や脂肪量はバランスの取れた

素晴らしいものが身につきます。

それには、漸進性を考慮した

練習の継続が大前提になります。



量や質のセットの仕方で、

スリムな優しい身体にもなりますし

筋肉質の身体にもなります


 
当クラブは


コーチに相談して

頻度・強度・時間を軸にした

目的別水泳練習

(希望の美しい身体目標



遠泳のための練習 など)

のプログラムを組むことが出来ます。





水泳が全身運動である点を十分に活用すれば

バランスの取れた美しい身体造り

が出来るのです。

それを大いに利用して、

参加者の希望を成就する指導をする事は

スイミングクラブの使命です。

この事を参加者もまた

意識する事が重要です。

当クラブは

クラブ側としても 指導者としても 

水泳が美しい身体を造る点

を意識して
指導します。

この事は参加者が水泳を永続し

一生のスポーツ(生涯スポーツ)にする

モチベーション造りに大いに役立ちます。

詳しくはここをクリック

ーー☆☆☆☆☆ーー


Cつ目は        
 
     
    最後の使命は
 オリンピックを頂点とする

 競技選手を育てるための指導です。


    これは持って生まれた素質が左右します。

万人向きではありません。

指導者が考えるべき問題です。

ーー☆☆☆☆☆ーー



以上のことを目標にする過程で

老いにも・若きにも

 
心や身体の健康と同時に

身体の美しさ



健やかな、明るい毎日を


提供できるのだと思います。

当クラブは

それがスイミングクラブの使命だと考えています。


   トピックの前文冒頭の オランダに日本からお父様の

仕事の関係で行かれた方からのメールで

お分かりいただけると思いますが

 


ナユキスイミングクラブは

会員である全ての方に、その方が持っている

ポテンシャルを

引き出し、最高のパフォーマンスを発揮出来るように

日本にスイミングクラブが出来た

1965年(東京オリンピックの翌年)から

今日まで50年間にわたって

指導してきました。

(ちなみに今年は
50周年です)



オランダと言えば風車の国、多くの運河が

入り組んで流れていて

水泳は命を助けるために必然的に

身につけなければならない

ものになっています。

オランダでは、水泳は「速く泳げる事」もさることながら

「命が助かる事」が最優先目的に指導されます。

この事からも、ナユキスイミングクラブの水泳指導は

グローバルな見地から見て、

世界のどこでも通用するものだと分かります。

世界のどこででも通用する水泳




を心がけて指導してきた事が証明されたわけです。

ナユキスイミングクラブのコーチは

「参加者の健康と幸せのために自己研鑽に励み、

水泳を普及してゆく事」を使命を果たすために

努力しています。

「健康と幸せのために水泳を指導してゆく」

この言葉に

ナユキスイミングクラブの思いが込められています。



1番速くないかも知れない。1番になれないかも知れない。

なぜって1番は1人だけなのですから。

しかし、

その人が持っている、最高のパフォーマンスを

発揮出来るように指導する


ことは、あらゆる意味から重要なのです。

オランダの先生が

「彼の平泳ぎはすばらしい。いったいどこで習ったんだ」



言った言葉は私達の指導の支えなのです。

これからもクラブが一つになり


その人の最高のパフォーマンスを発揮出来るように

指導して行きます


 

世界には多くの自然があり、(勿論日本にもあります)

その中で身体を動かす喜びこそ

スポーツの醍醐味であるとする文化が

急速にグローバル化しています。


2010年頃から日本でもこの傾向は顕著になり

単なるランニングに加えて、

山の中を走る事で、自然と1つになりながら、

身体を動かすトレールランが競技と離れたところで

人々の身体を動かす喜びに一役買っています。

これを競技化して、富山湾から駿河湾に抜ける

日本横断のルートで開催されたり


湘南の逗子を起点に鎌倉まで、或いは茅ヶ崎までの

オープンウオーターと言われる遠泳が、

自分への挑戦・成し遂げた喜び「達成感」を

感じるために開催されたりしています。


これらは、自然との協調・自分への挑戦、

なくしては行えません。

そして、それは1番を目指さない人たちの心を

ワクワクさせ、

参加したい気持ちに、させるのです。


自分への挑戦。

自然を通しての自分との対話。生きている証。

そんな表現で、人々は身体を動かします。




もう時代は、その様なスポーツ文化を

創り上げつつあるのです。

そして人々はそれを必要としているのです。

 
ナユキスイミングクラブは

その人の最高のパフォーマンスが表現出来るように

サポートすると同時に、そのパフォーマンスを

表現出来る場面が

自然の中を走しったり、泳いだりする 

トレールランやオープンウオーターに

見いだせると思っています。



他の人に勝つ。

それだけが スポーツではないのです。

自分に勝つ。全力を出せるようにする。

その準備(トレーニング)から表現まで、

それがスポーツだと思います。

また、

 
カヌーやダイビング、パラグライダーなど、

限界まで身体を動かすのではなく

自然にゆったりと心と身体を任せて

心の感動、身体の感動を求めてするスポーツもあります。

これからは 

心の感動を求めて、行う様々な行為が

身体を動かす事と結びついてゆく

ようになると考えられます。

先程と同様に、

その準備(トレーニング)から表現まで、

それがスポーツだと思います。


スポーツの定義が

他人との競い合いにあるのなら

以上の様な説明はナンセンスですが

その場合は適切な言葉を(運動でも良い)

創り出しましょう。



これからのナユキスイミングクラブの

課題は何でしょうか?


人それぞれに、身体を動かす目的は違います。

ますます人々の要求は多様化して行くでしょう

「そんなハードな目的で水泳指導を

受けているのではないよ」

と言う方もいらしゃると思います。


逆に、

「もっともっと、がんばれる。厳しく鍛えて欲しい。」と

希望される方もいるでしょう。

(この様に希望される方に 

注意事項があります。ここをクリック)


水泳指導を受けている=思い



ナユキスイミングクラブは

拾い続けるようにいつも努力しています。

会員の方がそれぞれの気持ちをコーチに言える環境を

ナユキスイミングクラブが持てるかどうか?

会員の方の要求に応えられるかどうか?

この方はどういう気持ちで練習に

参加して下さっているのだろうか?

その問いを絶えず発し続けられるかどうか?

それが課題だと思います。



基本に忠実な・美しい泳ぎとは


先ず 基本に忠実でないならば、

何事も成り立たない事を念頭に置きましょう。

基本とは何かを理解していない

指導員はいないと思います。


基本の指導を受けながら、

美しい泳ぎを追求する必要があります。


☆☆☆☆☆☆



美しい泳ぎを身につけることは重要です。

スポーツは他者と、様々な形で競い合います。

100mのスピードであったり

何キロを持ち上げられるかのパワー

長い距離を走るスタミナ

どの様に合理的に身体を動かすかのスキル

であったりします。

中でも、どの様に美しく表現出来るかは、

日本舞踊やダンス、シンクロ、スケート、等

あらゆる種類のスポーツで競い合いが行なわれます。

さてここからが 重要

21世紀はどの様な時代かを1999年の大晦日に

スイミングクラブのコーチが話し合いを

したことがあります。

様々な議論が飛び交いましたが、

「美と健康」の時代

との結論を得ました。

15年近く経ってみるとそれは

ズバリ的中していました。


他者との競い合いはパワー・スタミナ・スキル・スピード

のみならず、その美しさとて同じ事です。

目の肥えたモノがわずかな差を

見付けて順位を付けます。



しかし、

自らが求める「美」が人にはそれぞれあることも

我々は認めないわけには行きません

それを追求するための下地を

スイミングクラブで身につける、

そう言う練習は重要です。

美しく着飾る。颯爽と歩く。町の人が振り返る。

水泳も同じです。

そして、重要な事は

「100mクロールが1分00秒をどうしても切れない」とか

42.195kmを3時間切る事が出来ない」

とかは素質による違いが有りますが、

美しい泳ぎを身につける事は

生まれた時からの素質による違いが

ないのです。

その様な練習を続けていることで、

美しい身体になって行のも

とても大事な事ですから

コーチがそれを意識して指導出来れば

ベストです。


 
正しい順番を踏み、努力さえすれば

誰でも身につくのです。

水泳とはそう言うスポーツです。



それを目標にした正しい指導手順があります。


具体的には「ストリームライン」

水泳の姿勢が最も重要です。

これが決まれば美しい泳ぎは80%

マスター出来たようなモノなのです。


タイムを競い合わなくても、美しい泳ぎは身につくのです。

スポーツ音痴の女の子でも

努力さえすれば必ず身につきます。


「その泳ぎは、いったいどこで覚えの」

当クラブの会員はよくそう聞かれるといいます。

だから、

更に美しい泳ぎに磨きをかけるために

ますます


努力するようになるのだそうです。



水泳といえば速くなることが目的である。

そこに価値がある」とするものから、

美しい泳ぎという別の目的が生まれて来つつあります。

これから(2015年以降)みんなが

「美しい泳ぎの追求は重要な目的」

だと思いう様になるでしょう。

そして、

先述いたしましたように、

人にはそれぞれ自らが求める「美」が

あります。

そのことも我々は認めなければいけません。

 
当クラブには世界が認める

水泳の基本指導技術があります。

それを学びながら、

美しさのパフォーマンスを高めてください。


それは生まれながらの素質に関係なく

だれにでもが努力によって、

身につけられるものなのです。

素質に恵まれたものが勝つ競泳とは

全く違うものなのです。