以前から当クラブは、身体にも、心にも、都会生活においては、
水泳こそが最も良いスポーツである。と説明してきました。
当クラブは、せっかく始めた水泳を「生涯を通してのスポーツ」
として欲しい。と願っています。
しかし、多くの場合、様々な障害があり、
水泳から離れていってしまいます。
続けるためには、本人をその方向に導く
保護者の方、クラブ側の努力、が必要です。
クラブ努力としては
@「やる気スイッチ」の場所の探求。
A「継続のモチベーションづくり」の方法。
B「生涯スポーツとしての水泳概念の定着」の啓蒙。
C「他人に勝つのではなくその人の最高の
パフォーマンスを発揮させる」指導
D「努力は必ず報われる」事を知る指導
E本人・保護者・コーチ、の3者が常に情報を交換し、
問題を解決してゆくコミニュケーションの時間を持つ事
などなど、
をしています。これらの事につきましては、
「ペンギン倶楽部」(目次より参照)を見て下さい。
さて、
やる気スイッチは、その泳ぎを人から褒められたとき、
あるいは海で波乗りをしたとき時に、入る事があります。
もう止めたいなと思ったとき、河で人を助けた。
あるいはたまたま行った海でスクーバーダイビングをした。
そんな時、継続のモチベーションが湧いてくる場合があります。
これらの気持ちの高揚は、どこから来るのでしょうか?
そして、
人が何かしてくれるのを待ったり、水難事故の現場に
たまたま居合わせる事は無理であっても、
自ら、海に出かけ、サーフィンをしたり、
スクーバーダイビングを習ったりは出来るのです。
☆☆☆☆☆
ここからが重要なところです。
ナユキスイミングクラブは
自己実現の方法として、都会で心身の健康を維持しながら、
@プールから自然へを目指していると説明してきました。
それは「やる気スイッチ」や「継続のモチベーション」
先述の@〜Eの事柄と重なっているのです。
そして、自己実現の実践を様々なイベントを通して行ってきました。
プールから自然へとは
まず元々水泳とは海・川・湖 など 自然の水場で、身を守る。ゆとりがあれば楽しむ など、水難回避が目的で編み出された身体活動です。 ですから、プールではなく、 自然の水場で使うために、泳げるように、 泳ぐように訓練することは当然の帰結なのです そのためにはプールからでなければなりません。 |
A健康管理をしつつ一生涯楽しめるスポーツとしての水泳、
あらゆるスポーツに基礎となる水泳を目指して、指導してきました。
ペンギン倶楽部は以上の@Aに加えて、
Bあらゆるスポーツを自己実現のために行う人々の
クラブとして発足しました。
ー◎◎◎ー
誰が強いか、とか、誰が1番なのかとかを考えないで、
大勢の仲間たちと身体を動かす喜びを共有出来たら、
どんなに幸せでしょう。
それをスポーツと呼ぶか、
呼ばないかについては様々な意見があります。
(欧米ではチェスをスポーツと捉え、
オリンピック種目にするべきだとの意見があります。
脳を使う競い合いも、身体を使わない例えば
反射神経を主に使うカーレースなども、
欧米では 競い合いは全てスポーツとして捉るようです。
反対にどんなに激しく泳いでも他人と競い合わない場合
(一人で泳ぐ場合)はトレーニングであって、
それをスポーツとは捉えない場合がほとんどです。
が、
この際スポーツの規定についての議論は一先置いておきましょう。
着目すべきは、
欧米とは明らかに異なるスポーツ文化が
日本に定着しつつある事実です。
私たちは、それらを指して、
「日本的スポーツ」と呼ぶ事にすればよいと思います。
(スポーツとは競い合いであるとする欧米の考え方に対して、
対極にあり、きわめて東洋的です)
|
【誰が強いか、とか、誰が1番なのかとかを考えないで、
大勢の人たちと共に体を動かす喜びを分かち合いたい】
と思う人々の大多数は
東京マラソンに見られるように、他人に左右されずに
自分のペースを大切にする人々です。
競技には出場するが、アスリート志向ではないのです。
心の動き・身体の動きに素直であり、素直な自己表現をする点から見れば、
自然派スポーツ志向で有るといえるでしょう。
ペンギン倶楽部はその様な人々の要求に応えてゆくために、
『都会の中で行うスポーツでもみんなで観に行くスポーツでも、
自然の中での行うスポーツ(山や海、あるいは空で、
雪や波、風や雲と一体になれるスポーツ)でも、
そのスポーツの最初の一歩(体験練習)を手助けし
それを定期的に行えるようにサポートすること』が主活動になります。
後に述べますように、5つの部門に分かれますが当初は以上の理由から
「ペンギン倶楽部(ブロッコリー)」を中心に活動し、
少しづつ他の4部門を加えて、1年後くらいに5部門全ての
活動が本格化出来たらいいと思っています。
勿論今現在でもご希望があれば以下に述べる部門で、
指導・あるいはその場所に行く(犬ぞりなど)
ツアーなども企画しますのでどんどんリクエストをして下さい。
ー◎◎◎ー
(まとめ)
ペンギン倶楽部は
|
その様な望みの実現に、少しでもお役に立てれば
と言う主旨で活動して行きます。
従いまして、会員は学童にとどまりませんし、
当クラブに在籍したままでも、
当クラブの卒業生や、ご家族、ご友人、でも会員になれます。
賛同をいただける方の多数のご参加を期待しています。
(ナユキスイミングクラブ以外の方で、
ペンギン倶楽部だけの参加も出来ます)