6月
5日名雪大岳コーチが

(一社)日本スイミングクラブ協会から

「優秀指導者」として表彰されました。



 


長い指導歴が正当な評価を受けた事は

ナユキスイミングクラブにとっても、

大変喜ばしい事です。



「これまで自分の行ってきた水泳指導が

このような形で評価されたことを大変うれしく思います。

今後とも、クラブ員の皆様の泳力と

体力の向上とともに、

自分自身も成長していけるよう日々努力していきます。

さまざまな運動をこころから楽しんで

主体的に行えるようになれれば、

それはその人の人生の幸せにつながることです。

ナユキスイミングのクラブ員全員がそのように思えるよう、

身体を動かすことの大切さと

気持ちよさを伝えていきたいと思います」


 名雪大岳


スイミングクラブは、

3つの使命があると思います。


1つは オリンピックを頂点とする競技選手を育てるための指導です。

もう1つは、どの様な子供、どの様な大人にも,

その人が持っている最高のパフォーマンスを

発揮して貰えるように指導し、

水の中で動き回る喜び、

その事で手に入れられる心や身体の健康を提供する事です。

水中で楽しさを感じる事はかけがえのないものなのですが、

様々な障害に直面して

(恐怖心や、他の人に比べ運動力が落ちるなどの理由)

それを手に入れる事(水泳練習)を放棄する場合があります。

そうならないために、

クラブもコーチも保護者の方も努力する必要があります。


最後の使命は世界中で通用する泳ぎを指導することです。

それは基本に忠実な泳ぎです。


先日も、オランダに日本からお父様の仕事の関係で行かれた方から

「彼の平泳ぎはすばらしい。いったいどこで習ったんだ」

という評価をいただいた。とメールがありました。

ナユキスイミングクラブは

会員である全ての方に、

その方が持っているポテンシャルを引き出し、

最高のパフォーマンスを発揮出来るように指導して来ました。

オランダと言えば風車の国、多くの運河が入り組んで流れていて、

昔から、水泳は命を助けるために必然的に

身につけなければならないものになっています。

オランダでは、水泳は「速く泳げる事」もさることながら、

「命が助かる事」が最優先目的に指導されます。

この事からも、ナユキスイミングクラブの水泳指導は

グローバルな見地から見て、

世界のどこでも通用するものだと分かります。

 世界のどこででも通用する水泳

を心がけて指導してきた事が証明されたわけです。

名雪大岳コーチは

「これからも、コーチとして自己研鑽に励み、

人々の健康と幸せのために水泳を普及してゆきたい」

と言っています。

「健康と幸せのために水泳を指導してゆく」

この言葉にナユキスイミングクラブ

の思いが込められています。

1番速くないかも知れない。

1番になれないかも知れない。

なぜって1番は1人だけなのですから。

しかし、その人が持っている、

最高のパフォーマンスを発揮出来るように指導する

ことは、あらゆる意味から重要なのです。


オランダのスイミングクラブの先生が

「彼の平泳ぎはすばらしい。いったいどこで習ったんだ」

と言った言葉は私達の指導の支えなのです。

これからもクラブが一つになり


 その人の最高のパフォーマンスを発揮出来るように指導して行きます


 

世界には多くの自然があり、

(勿論日本にもあります)その中で身体を動かす喜びこそ

スポーツの醍醐味であるとする文化が急速にグローバル化しています。

2010年頃から日本でもこの傾向は顕著になり、

単なるマラソン競技に加えて、

トレールランと言われる山でのマラソンが富山湾から

駿河湾に抜ける日本横断のルートで開催されたり

湘南の逗子を起点に鎌倉まで、

或いは茅ヶ崎までのオープンウオーターと言われる遠泳が、

自分への挑戦・成し遂げた喜び「達成感」を

感じるために開催されたりしています。

これらは、

自然との協調・自分への挑戦、なくしては行えません。

そして、それは1番でなくても、出来る事なのです。

もう時代は、その様なスポーツ文化を創り上げつつあるのです。

そして人々はそれを必要としているのです。

ナユキスイミングクラブは

その人の最高のパフォーマンスが表現出来るように

サポートすると同時に、

そのパフォーマンスを表現出来る場面が

自然の中を走しったり、泳いだりする 

トレールランやオープンウオーターに見いだせると思っています。

私達は「
他の人に勝つ」

それがスポーツではないと信じています。

自分に勝つ。全力を出せるようにする。

その準備(トレーニング)から表現まで、

それがスポーツだと思います。

また、

カヌーやダイビング、パラグライダーなど、

限界まで身体を動かすのではなく

心の感動を求めてするスポーツもあります。

これからは 心の感動を求めて、

様々な行為が身体を動かす事と

結びついてゆくと考えられます。

先程と同様に、その準備(トレーニング)から表現まで、

それがスポーツだと思います。



これからのナユキスイミングクラブの課題は何でしょうか?

人それぞれに、身体を動かす目的は違います。

ますます人々の要求は多様化して行くでしょう。

「そんなハードな目的で水泳指導を受けているのではないよ」

と言う方もいらしゃると思います。

 水泳指導を受けている=思い




ナユキスイミングクラブは拾い続けるようにいつも努力していきます。

会員の方がそれぞれの気持ちをコーチに言える環境を

ナユキスイミングクラブが持てるかどうか

会員の方の要求に応えられるかどうか?

この方はどういう気持ちで練習に参加して下さっているのだろうか?

その問いを絶えず発し続けられるかどうか?

それが課題だと思います。